あのゲームにストーリーつけたらどうなるの?!の点が気になりすぎて
公開してすぐに観に行ってしまいました。
ネタバレしかないので下に畳みます。
満員電車、赤ちゃんの泣き声に苛立つ乗客の罵声から始まり
その電車に乗りながら主人公の「迷う男」も「恋人」の妊娠報告への対応を決めかねている。
抜け出せない迷いを8番出口の無限ループに重ねた表現になっていて
意外とシンプルだな?と最初に思ったものの
8番出口のギミックに複雑なストーリー展開を落とし込んでいて面白かったです。
みんな大好き「歩く男」がギミック化した経緯が流れるように始まったのには驚きましたが
やっぱりギミック化されてるおじさんだからこそ魅力があるんだなあと再認識しました。
おじさんに人間味…いらないなあ…(酷い言いよう)
ゲーマー目線としては「歩く男」編はこういう設定になっているのか!!と興奮気味でしたが!!
「男の子」の正体を知った後だと、どうして8番出口に居たのかという疑問が浮かびます。
でも「恋人」も自分の妊娠への対応に迷っていたことを見ると
「恋人」の迷いから行き場に迷い、8番出口に迷い込んでしまったのかなあと思う。
あと異変察知能力が高すぎてビビる。子供の直感?
それともそれだけ長い時間歩き回っていたのかな…
最後の電車に乗った時の、迷いの間の長さ~~~~~から行動に出たところで終幕した場面が希望を感じて好きです。
迷宮から脱出してもまだ地下鉄という圧迫感ある場面で
あの迷いの長さこそ人間味~~~って感じでスッキリしました。
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